●基の覚悟
基に立つには、上座に座るには、
それなりの覚悟がいるように思います。
上座で、最後に面を取って生徒と向かい合った時に、
どういう自分がいるか。
向き合える自分がいるのか。
熊先生から、ご指導いただいた、子供と共に強くなる。
それには、自分の背中を自信を持って見せられるように。
この課題をいただいてから、
子供と共に面をつけ、最後まで絶対にはずさない。
誰よりも元気に稽古をする。
ことを意識しています。
自分が戦う姿を、子供に観てもらう。
伝えたいことは、たったひとつで・・・
「戦う」ということ。
君たちが大人になるにつれ、
世の中の戦いの渦に巻き込まれていく。
その戦いの中で、自分を見失わず、
戦って勝ち取ってほしい。
僕も・・・もっと早く、それに気がつきたかった。
だから、僕と稽古ができる子供たちには、
それを伝えたい。
指導者にできることは、ただ、それだけな気がします。
あとは、子供のすばらしい感性のまま、
楽しく剣道をやってくれれば、それでいい。
僕は毎日、その感性から、多くのことを、
学んでいます。
口ではなく、背中を見せられる人間でありたい。
自分自身の戒めのために。

